STARTUP HOKKAIDO Green Acceleration Program
支援プログラム(第1期)
「STARTUP HOKKAIDO Green Acceleration Program」では、環境・エネルギー領域のスタートアップに対して総合的な事業成長サポートや北海道企業とのマッチング・実証実験支援を行います。
北海道の環境・エネルギーポテンシャル
北海道では全国的にも早い段階でカーボンニュートラルへの取り組みを実践してきました。加えて、北海道にある再生可能エネルギーなどのカーボンニュートラル資源のポテンシャルの高さが評価され、2024年6月に北海道と札幌市は国から「GX 金融・資産運用特区」および「国家戦略特区」の指定を受けました。
国家プロジェクトの大きな一歩となるべく、北海道のもつ再生可能エネルギーのポテンシャルや街の魅力を背景に、洋上風力発電や水素など環境・エネルギーを牽引する8つの大型プロジェクトをはじめとして、環境・エネルギーに関する様々な取り組みを始めています。
STARTUP HOKKAIDOでは北海道からスタートアップが継続的に生み出されグローバルまで発展していくエコシステム構築を目指しております。
今回、Green Acceleration Program の第1期を募集し、採択スタートアップのニーズに合わせたテーラーメイドの支援を提供するとともに、実証実験場所のマッチング等も含め、エコシステム全体で環境・エネルギー領域のスタートアップの成長を加速化させていきます。
応募概要
応募期間 | 2024年10月31日(木)〜11月7日(木)17:00 |
---|---|
選考結果の告知 | 2024年11月中旬頃 |
支援開始 | 2024年12月〜2025年3月 |
応募方法 | 応募は締切りました。 |
対象者 |
|
主な支援内容
- 事務局と定期的な面談(事業進捗確認、事業課題相談)
- 環境・エネルギー領域におけるアドバイザーとの面談
- 専門分野のメンター・企業・組織の紹介
紹介先例
- スタートアップの採用・チーム組成エキスパート
- 研究開発や製造に必要な設備を保有する機関
- 長期的な視点に立った資金調達を助言可能なアドバイザー
- 北海道内の事業会社とのマッチング
- 北海道内の自治体とのマッチング
- 活動領域における専門家とのマッチング
- 実証実験施策の支援
- 実証実験フィールドの提供
- 来年度以降の計画策定に向けた伴走支援
スケジュール
アドバイザー
-
伊藤 元重
東京大学名誉教授
1951年生まれ静岡県出身。1974年東京大学経済学部卒。1979年米ロチェスター大学経済学博士号取得。専門は国際経済学。東京大学大学院教授を経て2016年4月~2022年3月まで学習院大学教授、2016年6月から東京大学名誉教授。また、2013年より6年間にわたり経済財政諮問会議の議員を務める。その他、復興推進委員会委員長、公正取引委員会独占禁止懇話会会長、気候変動対策推進のための有識者会議委員、GX実行会議構成員などの要職を歴任し、政策の実践現場で多数の実績を有する。
著書に、『入門経済学』(日本評論社、1版1988年、2版2001年、3版2009年、4版2015年)、『ゼミナール国際経済入門』(日本経済新聞出版社、1版1989年、2版1996年、3版2005年)、『ビジネス・エコノミクス』(日本経済新聞出版社、2004年、2版2021年)、『ゼミナール現代経済入門』(日本経済新聞出版社、2011年)など多数。 -
前田 雄大
エネルギー・アナリスト
2007年、東京大学経済学部卒、外務省入省。開発協力、原子力、大臣官房業務などを経て、2017年から気候変動を担当。G20大阪サミットの成功に貢献。パリ協定に基づく成長戦略をはじめとする各種国家戦略の調整も担当。
2020年より脱炭素フィールドへ活動の主力を置き、プレジデント・オンラインはじめ多数寄稿を行うほか、書籍「60分でわかる! カーボンニュートラル 超入門」を執筆。2022年に脱炭素の発信などを行う株式会社みなかみSOULを設立。自ら発信者として同社の脱炭素メディアの「GXチャンネル」(YouTubeチャンネル)を運営し、脱炭素情報を日々発信している。また、地域脱炭素にも明るく群馬県みなかみ町を含む4自治体のアドバイザーも務める。なお、2022年より株式会社シグマクシスにもプリンシパルとして所属しており、同社では企業の脱炭素支援などを手掛けている。 -
菅原 聡
一般社団法人Green innovation代表理事
(株)リクルートで事業開発やサステナビリティ推進に携わった後、Minit Asia Pacific Co.,Ltd. にてChief StrategyOfficerとして経営戦略に従事。2021年一般社団法人Green innovationを創業。産官学連携によるGX推進に力を入れている。
2020年より経済産業省 資源エネルギー庁 エネルギー広報教育専門職員。2022年―23年資源エネルギー庁 資源開発課 エネルギートランジション専門官。世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Shapers選出 (2011年)。日本医療政策機構 プラネタリーヘルスプロジェクト アドバイザリーボード就任。